体験とビジネス
不便を解消したり、欲求を満たしたりすることにビジネスのきっかけが潜んでいます。
それらをきっかけにして、ビジネスを考えていく上で大切なことは、「個人的体験」ではないかと考えます。
自分以外の誰かが望むことや解消したいと思う課題や問題ではなく、「自分の個人的体験の中にある」不便や欲求こそが、ビジネスにつなげていく上でもっとも強い動機となるからです。
ただし、問題点もあります。
それは「当事者意識が強すぎて、客観性に欠けてしまう」という危険性を孕むということです。
ビジネスを考えるきっかけは個人的体験でいいと思いますが、価値と財貨の交換という経済行為をするうえでは、第三者的観点は不可欠です。
この点に十分注意していかなければなりません。
(プレコ)
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