アントレプレナー 起業家の息吹 Feed

2019年11月12日 (火)

起業家の息吹100回記念トークセッション開催しました

起業家の考え方、生き方に触れる、起業家の息吹。

お蔭さまで今回で100回目を迎えることができました。

記念のトークセッション開催させていただくことができました。

ひとえにこれまで参加いただいた99名の起業家の方々のご協力の賜物です。

これまでに延べ約1,200人の方々に参加されたことになります。

100回目を記念し、トークセッションを開催。

SGenky DrugStores(株)の藤永賢一 代表取締役社長

ユニフォームネクスト(株)の横井康孝 代表取締役

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お二方にご登壇頂き、ビジネスについて、人生観について、戦略や組織について、困難の乗り越え方について、語って頂くことができました。

参加者数はちょうど100人!(会場の関係で、入場制限人数が100人だったので、バッチリよかったです。)

創発型セッションと銘打ち、会場から講師への質問等の投げかけをしていただき、講師の方それぞれの考え方やご経験、体験から生まれた起業家にとっての必要な視点についてわかりやすく、情熱的にお答えいただきました。

Rs_2開業時の厳しさ、困難に立ち向かうときの心のあり方、

S_2人に対する考え方や、教育、組織づくりのポイントなど、

S_3限られた時間でしたが、コンパクトにまとめられ、情熱的に語って頂きました。

困難な時にこそ、真価が問われると言われますが、その真価を発揮するために

どのようなことをよりどころにして判断し行動してきたのかがよく伝わりました。

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Rs_3今回は女性の方も多く参加され、地元福井の女性の

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お二人は、地域の活性化についても熱心に取り組んでおられ、

このような会にご参加いただくことも喜んでしていただき、

大変ありがたかったです。

S_5来場者アンケートでは、ほぼ100%の方が「とてもよかった」とお答えいただいています。

以下、アンケートでいただいたコメントです。

「夢中になって聞き入ってしまいました。今後の自分の人生の参考になりました。」

「いままでもいろんな話を聞かせていただいていたが、さらに考えを深めることができた」

「メモするところがたくさんあった」

「具体的な生の声・経験を聴けて本当によかった」

「先人の知恵・経験を学びチューニングがあった状態で目標に向かって頑張っていこうと思います」

「起業家の想い、信念を感じ参考になりました」

「お二方のお話だけでなく、会場の皆さんの生の声が聴けたから大変勉強になった」

「直接ご本人方とお会いでき、口調や仕草から人柄がよく分かった」

「何が大切か、何をお考えになられているか、直球で伝わってきました」

「経験者の生の声。大変有意義な内容でした」

「自分にはない視点を頂きました。本当にありがとうございました」

「企業の社長が社員に対して、将来に対して、熱い思いをもって仕事をされていることに気づきました」

「起業でなくても、一社員として地域に貢献できるようになりたいと思った」

「間近で話を聞くことができ、人間味溢れる社長のお人柄が伝わってきた」

「ご発言の中に、『完全燃焼できるかどうか!』という点にとても共感しました。口だけにならない人間になりたいと思います」

「私にとって、今後の具体的なアクションが見えました」

「身近な福井県の起業家の話はリアルに感じました」

「カッコいい話ではなかったから、とても伝わってきました」

「初めてこういう場に来させてもらい、大変面白かったです。ありがとうございました」

「多くの苦労、困難、経営のやり方など様々なことに気づきを頂きました」

「話しが深い!」

「成長している起業家の声を聴くことができてとても勉強になりました」

「受け身である自分ですが、行動することが必要だと感じた」

「起業家としてのリアルな想い、考え方を知れて勉強になりました」

「目標の設定や、達成させるプロセスが非常に興味深かったです」

「起業家としての強い意志、自身の起業の意味付けなど、考えていることが分かりやすく伝わった」

「両社長のお考え、お人柄がよく伝わってきた」

「自分にとって見習うべきことが多く、有意義でした」

「普段聞けないような話を聴くことができました」

「今後働いていく中で、何かの役に立てていきたいです」

「お話がリアルで実感をもって聞かせていただきました」

「人生観など、日ごろ聴けないことが聴けてよかったです」

「とにかく『動いてみる』という姿勢が大事だということを実感しました」

「このトークセッションは固いものだとイメージしていましたが、面白い話がたくさん聞け、有意義な時間でした」

「思想・視点をお聞きすることが出来て、感慨深かった」

「お二人の貴重な体験談や福井に対する想いを聴くことができ、勉強になりました」

「会社設立時の原点にもどることができました」

「スタートアップ期は売上に目が行きがちですが、しっかりと利益重視で戦略を立てて精進していきます」

「ユニークなトークで楽しく、刺激を頂きました。仕事、頑張れそうです」

「生の声はやはり大切だな、と改めて思いました」

「以前から聞きたかった内容が聴けてよかったです」

「会場とのコミュニケーションしながら進めていただいたことで、お話が分かりやすく『腑に落ちた』感じがしました」

「普段聞くことができない話をたくさん聞けてとてもよかった」

以上のようなお声を頂くことができました。

テクニックやノウハウだけでなく、事業及び人生に対する考え方がとても大事であると改めて実感しました。

これは、講演やセミナーの形式ではなかなか伝わらないものです。

当初から「生き様(ざま)」に触れることを大切にしてきたこの事業は、やはり、継続しておこなっていくことが、地域の方々のためになると改めて実感したところです。

ご来場いただいた方、コメントを頂いた皆様、ありがとうございます。

そして何より、貴重なお話を賜りました、藤永社長、横井社長に心より感謝申し上げます。

2016年6月 1日 (水)

第67回起業家の息吹(長田工業所 小林輝之氏)

これまで、多くの起業家の皆様にご出席・ご登壇いただいておりました「起業家の息吹」は起業家を目指す人たちのため、起業家をサポートしたいと思う人たちのために起業家の生き様、考え方に向き合って頂くことが、資質を高めるためには必要なことであると考え開催しています。

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今回は67回(人)目となります。

最近メディア等でよく話題になっておられる、「長田工業所(おさだこうぎょうしょ)」の小林輝之社長のお話を伺いました。

謙虚にいろんなことを吸収され、しかも何にでもチャレンジされる社長のお人柄に、失敗を恐れず、やれることは何でもやる!という姿勢に、勇気を頂くことができました。

小林社長、どうも有難うございました。

2014年10月20日 (月)

起業家の息吹プラス<フラットキッチン 藤原皓彦 氏> (参加申込受付中!)

起業家の人生観、事業観、息吹を感じる、起業家の息吹プラス!

今回は、フラットキッチン 藤原皓彦氏にお越しいただきます。

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日時:平成26年10月27日(月曜日) 19:00~21:00

場所:アオッサ6階 研修室603 (福井市手寄1丁目4-1)

講師:フラットキッチン 代表 藤原 皓彦 氏

藤原氏プロフィール

福井県今立町生まれ。京都の大学に進学し、卒業後は京都で飲食業に携わる。

2009年、福井市呉服町の古ビルを拠点とする「FLATプロジェクト※」のワークショップに 参加したところ、同ビルで計画をしていたカフェの店長としてスカウトされる。

2010年、「フラットキッチン」の店長に就任。 食器や食材、内装など、福井の素材にこだわった地産地消のカフェを手掛けるほか、「FLATプロジェクト※」の一環として、フードスクーリングなども開催している。

※FLATプロジェクトとは・・・

福井市呉服町にある古いビルを、ワークショップにより多くの人の創造力と行動力で再生したプロジェクト。

1Fは「フラットキッチン」という名の地産地消カフェ、2Fはスクーリング空間、屋上には庭園を設け、このビルを拠点にふつうの価値観をクリエイティブな発想で転換し、よみがえった場所で生き方と学び方の再定義を行う。

セミナーの内容

① 起業家の序章 … 講師紹介、参加者の自己紹介

② 起業家の履歴書 … 起業家の生い立ち、体験、夢などに関するトークセッション

③ 起業家の息吹 … 起業家と参加者の意見交換

④ 起業家への道 … 気づきの総括、明日への決意の発表

参加費:1,000円 (特定非営利活動法人アントレセンターの正会員の方は無料です)

主催:特定非営利活動法人 アントレセンター

参加申込み・お問い合わせ

特定非営利活動法人アントレセンター 事務局

〒910-0019 福井市春山1丁目1-14 福井新聞さくら通りビル1F

TEL:050-3540-8506 FAX:0776-28-0782

お待ちしています!

2014年10月13日 (月)

起業家の息吹プラス(伊藤祐樹氏)

今回は、株式会社ドラフト 代表取締役  伊藤 佑樹  氏にお越しいただきました。

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伊藤氏は子供のころから、企業経営者であった祖父に色んな所に連れて行ってもらっていたそうで、その経験の中、周囲の人が祖父に対する態度から、子供心に「社長は偉い!」と思うようになったそうです。そして、いつのまにか、「自分もいずれ社長になるのだろう。」と思っておられたようです。 しかし、その祖父の会社は継ごうというお気持ちは全くなかったそうです。

なかなかやんちゃな幼少期で、勉強も中学時代までは頑張っていたようですが、高校に入ってからは、勉強の意味を見失い、大学に進学することも時間の無駄だと思っていたそうです。

そんな折、当時「料理の鉄人」という人気料理番組を観て、その料理人のカッコよさから料理人になろうと思ったのが、次の進路を決めるきっかけでした。

高校を卒業し1年間大阪の料理専門学校で料理を学び、金沢のホテルに2年間の修業。そこでの体験で、改めて自分と向き合うことになります。 「本当にこれでいいのだろうか・・・。本当に料理人になるべきだろうか・・・。」悩みました。そこで得た結論は、「自分が本当にやりたいことは料理人ではない。なりたい自分とは『社長である自分』だ。」という結論に至るわけです。

そこで、社長になる目的を果たすためには、どうしたらよいか、知り合いの社長に尋ねたところ、その社長いわく「まずは経営について学ぶべき。」ということで、それを素直に聞き入れ、大学進学を決断しました。

高校時代、勉強に全く意義を見出せなかった伊藤青年は、最初の予備校試験で200点満点で20点しかとれませんでした。 一念発起、5月にホテルをやめ、6月から毎日12時間の猛勉強。見事福井県立大学経営学部、経営学科に入学しました。

しかし、そこで経営学を学んでも社長になるイメージは湧きませんでした。そんな折、たまたま人のご縁で、1年間中国へ留学を決意。そこで、何かつかめるのではないか、と思ったそうです。 「ニイハオ(こんにちは)」と「パンヤオ(友達)」の中国語しか知らない、片言の英語しか喋れない日本人が除け者にされることを覚悟で中国に渡りましたが、皆友好的であたたかく迎え入れてくれたそうです。

彼のそれまでの中国のイメージは一変しました。 留学中、中国の若者の「ハングリー精神」学び帰国。改めて社長になる夢を実現する意を決します。そして、「そろそろ社長になる準備を始めないと絶対社長になれない。」と思ったそうです。

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結局経営を学ぶためには実際に自分経営することが一番だということに辿りつきました。 そこで、ヤフーオークションでの商売を始めたことが、現在の会社のスタートでした。 オークションで学んだことは、稀少価値、一点モノであれば高く売れると言うことだったようです。

そこで、レディースの服をメンズ用として売るというアイデアが浮かびました。このようにして、学生時代に始めたビジネスは、徐々にお客様の心をつかんで行きました。

そのまま、このビジネスの経営者に、という選択もありましたが、一方で、就活も行い、縁あって、就職。伊藤社長独自の素直さとバランス感覚とでも言えましょう。

現在はドラフトという会社の社長を務めながら、就職もしている状態です。昼間は社員、夕方になるとドラフトの社長として出社という二足のわらじを履くことを決意。

その中で、「社長が会社にいないといけないのか」「会社にいられない自分が会社を経営するには、どうするか」と悩まれたそうです。 そして、どうせ自分が会社にいられないのなら、人を信頼して任せてやってもらわなければならないと思ったそうです。 これが現在のドラフトの特徴である【信頼して任せる経営】誕生のきっかけであったということでした。

社長がいないが故の問題も発生しましたが、それらも必死の訴えで何とか切り抜けて来られました。

中国での留学時代に培った人脈を活かして、失敗を重ねつつも、中国生産も始められ、メーカーとして新しいビジネスも展開しています。

最近は、「オシャレに興味があるけれど、何を買っていいかわからない、そういうお困りを抱えておられる方を助けてあげたい。」ということで、「そういう人達のお困りごとを解決するビジネスを進めていきたい。」将来のビジョンを伺いました。 また、「これまではメンズのお客様が比較的多かったが、これからはレディスもしっかりと対応していく。」と仰っておられました。 新しい戦略もしっかりと考えておられます。

座右の銘は「相手の立場になる」。 人の問題で悩まれた時に、「とにかく自分がされて嫌なことは人にもしない。」こういう気持ちをしっかりと持っていれば、自分自身を律することができ、よい人間関係を保ち社員の幸福につながるということでした。

また、愛読書はディール・カーネギーの「人を動かす」ということで、読むたびに相手の立場に立つこと、考えることの大切さを改めて感じさせられるということです。それは、人に任せて業務を遂行してもらうしかない立場にあるから、ということもありそうです。

 

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最後に、起業家としてのポイントについて、述べて頂きました。

(1)「相手の立場になる」・・・人にお願いする、買って頂くポイントである。

(2)「素直さ」・・・失敗から学べるか学べないか、学べる人は素直に認める。自分の失敗を認め、なぜ失敗したかを考えることで、同じ失敗をする確率が低くなる。

(3)「謙虚さ」・・・偉そうな態度で物事お願いしたら誰もついてくれない、仲間にも偉そうにしてはいけない。

(4)「行動力」・・・中国工進出も、社長になるのも、やってみないとわからない。人がどういおうがやってみてわかることがたくさんある。

(5)「スピード」・・・すぐに行動に移すこと。スグやること。ダメなら改めればいい。

(6)「家族」・・・自分の身近な人達はかなり大事な要素である。家族と仕事はいっしょ。家庭もうまく行っていると機嫌もいい。良い循環が生まれる。

以上、今回も多くの気づきを頂きました。

信頼し、任せられる社員と、常に新しいビジネスを着想し実施していく行動力をもってファッション業界にチャレンジする伊藤社長、どうも有難うございました。

関連サイトは以下の通りです

◆株式会社ドラフト
http://www.draftclub.net/
◆オリジナルサイト「D collection」
http://clubd.co.jp/
◆楽天市場店「ドララク」
http://www.rakuten.co.jp/auc-doraku/
◆ヤフーストア店「near」
http://store.shopping.yahoo.co.jp/near/index.html
◆DeNAショッピング店「モバドラ」
http://www.dena-ec.com/user/10582432

2014年8月29日 (金)

起業家の息吹プラス(牧田正美氏)

株式会社HLM 代表取締役 牧田正美氏にお越しいただきました。

今年(2014年)4月に「茶話本舗デイサービス越前 まごころの家」を開業されました。

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福井で生まれ育った牧田氏は県外の大学で法学を学び、卒業後は小売業、外食産業、コンサルティング会社でキャリアを積み、帰福とともに社会福祉法人に転職。

そこで管理関係の仕事に就かれ、10年間勤務。 この勤務経験を経て、地域と一体となった理想の介護サービスを追求したいという志を持たれました。

昨年度の「福井発!ビジネスプランコンテスト2013」にもエントリー。そこでの体験で「点が線に、線が面になった」ビジネスのインスピレーションを受け、独立を決意したきっかけにもなったと仰っておられました。

その後もさまざまな人との出会いを得たのち、「茶話本舗デイサービス」のノウハウを得ながら晴れて独立。

今現在ビジネスプラン通りの事業展開を順調に進められています。S_2

どんな時でも謙虚で一所懸命な牧田氏は過去の出来事、ここでは載せられないような様々な人生の試練を待ち受けていましたが、自分を見つめながら、それらを乗り越え、事業家としての道を歩んでおられます。 過去の経験や出会いを見事に活かし、理想の介護サービスを実現するために、突き進んでおられる姿勢に参加者一同、起業家としての考え方はどうあるべきか、大きな気づきを得ることができました。

 

牧田氏のお話しを伺っていると、これまでの起業家の方々の多くもそうでしたが、事業を立ち上げる人は、カギとなる人との出会いが節目節目にあり、そのギリギリの節目にあっても、あえて決断する勇気を持つ事ができる人であると改めて感じました。

さて、牧田氏がこれまでの創業の経験から以下の起業家チャートのキーワード(起業において重要な資質や考え方)を頂きました。

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(1)想いを強く持ちつづける「情熱力」

(2)客観的冷静に考え判断する「論理的思考力」

(3)口頭であれ、文書であれ、人に伝える「表現力」

(4)~したい、ではなく、~する、~やる、と言い切る。「有言実行力」

(5)耐えて突破する「忍耐力」

(6)すべてに「感謝」する

以上は、どのキーワードもすべて、牧田氏らしい、人格を表していると納得させられます。

愛読書というより、大きな気づきを得た本としてロバート・キヨサキの「金持ち父さん」シリーズを挙げて頂きました。そのシリーズの中から事業家としての有り方に気づいたと仰っておられました。

座右の銘「思考は現実化する」ということです。どんなことでも考えたことが現実化するので、何を考えるかはとても大事なことであり我々の教訓であるということです。

24時間、365日年中無休のサービスを提供され、お忙しい中、お越しいただき、貴重なお話を賜ることができました。

「自宅に近い暮らしの環境」を介護サービスの大事なコンセプトとして少人数性の生活サポート事業が今後益々発展しますことを祈念してやみません。

--------<次回の起業家の息吹プラスのご案内>--------

次回の「起業家の生き様から起業における重要なコンセプトを体得する」起業家の息吹は次のかたにお越しいただく予定です。

株式会社ドラフト 代表取締役 伊藤 祐樹 氏

日時:平成26年9月22日(月) 19:00~21:00

場所:アオッサ6階 研修室602(福井市手寄1-4-1) お待ちしています!

2014年8月10日 (日)

起業家の息吹プラス(岩井宏太氏)

株式会社ALL CONNECT(オールコネクト)代表取締役社長 岩井宏太氏にお越しいただきました。

岩井氏は岐阜県で生まれ育ち、福井県内の大学に進学、在学中に行っていたアルバイトにヒントを得、起業を決意。周囲の理解者とともに、2005年、創業。

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10年足らずで売上高65億円の企業の成長を導かれました。

幼少のころから、将来は発明家か起業家になろうと考えておられた岩井氏だけあって、時機に乗じて起業という形でご自身の夢を実現されました。

その不屈の精神の根底には、学生時代培った反骨精神と、部活の恩師の先生との出会いがあったようです。その先生との出会いの中から、「誰のせいでも、自分の人生」という座右の銘、すなわち、すべては自分に起因するという考えが培われたようです。

もちろん創業時は厳しい時期もあったようですが、ビジネスパートナーにも恵まれ、完全成功報酬型WEB販売代行という業態で、国内では草分け的な存在の企業にまで成長を遂げられました。

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既に東京に進出し、今では中国の大連市にも拠点を開拓し、新しいビジネスチャンスをグローバルな視点で模索されている、岩井氏のバイタリティは若さだけではなく、あくなきチャレンジ精神のたまものです。

社員の皆様も、明るく、自由闊達の中にも自分なりの仕事に対して責任感と誇りを持っておられるような方々ばかりだと推察しました。この社長にしてこの社員の皆さんがあると改めて感じました。

また、変化の激しい業界だけに、常に新しいイノベーションを起こしやすい組織を模索し、教育されている岩井氏ご自身にも未知の可能性を感じることができました。

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岩井氏に伺った起業に必要な資質について、上記「起業家チャート」にまとめました。

1)どのようなことでも勇気をもって事に当たる

2)劣等感をバネにする

3)周囲に変化をもたらす力(プレゼン力)

4)周囲から協力を得られるような自分づくり

5)限られた情報の中から本質的なことを見抜く力

6)情報を鵜呑みにせず、行動し、決断する力

以上のようなことが、これからの起業家に必要な能力ではないかという示唆を頂きました。

常に明るく前向きで、人の気をそらさない、謙虚な姿勢は、とても素敵な方だなという印象を参加者全員が持ったのではないかと思いますし、多くの刺激を受けたとおっしゃっておられました。

とても貴重な時間を頂けることができました。

有難うございました。

2014年7月 6日 (日)

起業家の息吹プラス(中出朝夫氏)

フェニックス特許事務所を昨年(平成24年)4月に立ち上げられた弁理士の中出朝夫氏。

お忙しい中、起業家の息吹に駆け付けて頂きました。

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中出氏は福井県福井市生まれ。

実家が祖父の時代から事業をやっておられ、仕事をする親の背中を見て育ったということです。

青年期に都市化計画に興味をもち、東京の大学で工学部を専攻。土木工学の道に進み、卒業後、大手ゼネコンに就職するも、生きがいを求めてベンチャー企業に再就職。

福井に戻った後は、ご縁あって福井市内の特許事務所に就職。

実務をこなしながら、平成18年に難関の弁理士資格を取得。

事務所退職後は昨年(H24年)4月にフェニックス特許事務所を開設されました。

自分のやりたいことがあれば、自らがリーダーとなって仲間を募り、まとめていく。

ソフトボールやバスケットボールなどスポーツがやりたいと思ったら、周囲に声をかけチームをつくり運営。

さらには、弁理士資格取得のために、勉強仲間を募り、勉強会などを運営したり、かなりアグレッシブで行動的。

昨年開業したばかりで、これから大きな飛躍発展を期待できますが、中出氏「資格をもっているからそれにあぐらをかくのではなく、サービス業であることを忘れず、顧客にとって一番ベストなものを提供し続けていきたい」と仰っておられました。

また、愛読書としておすすめいただいたのが、「『図解 実戦マーケティング戦略』日本能率協会マネジメントセンター刊 佐藤 義典 著」です。

士業として忘れてはならない顧客開拓のポイントについて気づかされるということです。

また、ときおり、イチロー選手やアインシュタイン博士など道を究めた人の語録や名言集にも目を通すことで、インスピレーションがわくということでした。

「本業の仕事を引き受ける前に、人間関係を大切にしたり、周辺の仕事得ることを大切にする」と仰っておられました。

自ら現場に足を運んだり、相談者に親身になって対応したりなどの工夫をされておられ、若手弁理士のバイタリティを感じた時間でした。

中出氏の今後に大いに期待したいです。

以下は、起業家として大切なポイントをいくつかのキーワードで表現していただきました。「起業家チャート」です。

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士業としては専門知識を磨き続けることが重要。

自信のあるアドバイスができることが重要。

何事にも果敢に挑戦することで、新たな可能性につながる。

遊び心、好奇心を持って常に脳力を活性化する。

顧客の声に耳を傾けたり、人とのつながりを大切にする。

心と体の健康はもっとも管理されねばならない点である。

という思いを込めていただきました。

どうも有り難うございました。

2014年6月19日 (木)

起業家によるセミナー(生き様編)

実際に起業した人、新しいビジネスを始めた人がその生き様について語り、起業において必要な資質について学ぶセミナー。

「起業家の息吹+(プラス)」開催します。

以下の通りご案内します。

日時:平成26年6月23日(月)19時~21時

場所:AOSSA 6階605 (福井市手寄1-4-1)

講師:中出朝夫氏 フェニックス特許事務所 代表

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どのようにして創業にこぎつけたか、独立するうえで乗り越えてきた課題とその精神について語っていただきます。

これまでの創業セミナーにない、オリジナルな生き様を感じていただことで、これから起業をしようと思っている人や起業して間もない人、既に会社を経営しているけれど、起業家マインドに今一度触れたい人など参加可能です。

アントレセンターメンバー以外の方は受講料(1千円)が必要です。

事前申し込みはアントレセンター 起業家の息吹事務局 メールもしくは電話050-3540-8506まで。ご参加お待ちしています。

2014年5月26日 (月)

2014年 第1回ビジネスプランコンテスト実行委員会

今年も開催されるビジネスプランコンテスト!

第1回 実行委員会が福井大学産学官連携本部にて開催されました。

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参加者や、来場者、関わった皆様のアンケートを元に、

改善できるところは改善し、進めていきます。

募集チラシ配布は、6月からですhappy01

 

起業のプロに、『話せる!』『頼れる!』『相談できる!』

       NPO法人 アントレセンター


2014年4月30日 (水)

第50回 起業家の息吹 エネックス株式会社 岡田 康男 氏

新緑が美しい季節を迎え、「起業家の息吹」も、50回目を迎えましたfuji

大地からのエネルギーを吸い取り、全体的に益々活性化してくる予感がしますfullmoon

さて、記念すべき、50回目のゲスト講師は、

エネックス株式会社 取締役会長 岡田康男 氏

http://www.enex.co.jp/company/index.jsp

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岡田会長は、サラリーマンから会社を引き受け、業績をV字回復された

立役者であり、まさしく、第二創業の模範ともいえるべきお方です。

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1 我社の特長

2 1部上場企業から自主的に独立した(できた)背景と意義

3 社長就任時の想い

4 過去の事業失敗談

5 社長を譲った理由

6 我社の課題と今後の目標

7 我社の人材教育の問題点と今後の計画

語り口は柔らかくとも、上記の7項目について、熱い闘争心をも感じられるお話でした。

”ホンモノ”の実力者は、決しておごり高ぶらず、

実るほど頭を垂れる稲穂のような人格者だと私は思いました。

現在は、会長に退かれて外部から社長を招き入れ後身に

後を継いでいただく体制を取っておられますが、

その行動の歴史は、私たちに多くの気づきを与えてくれました。

どうもありがとうございました。

岡田会長は、4月からアントレセンターの正会員にもなられましたが、

今後は、若い方中心に、ビジネスの投資を考えており、

支援していくお考えです。

 

座右の銘:桃李言わざれども、下自ら蹊を成す。(司馬遷”史記”)

<意味>

桃や李(すもも)の木のように魅力のある人物の下には、

何も言わなくても自然と人が集まってくる。

趣味:ピュアオーディオ、AV、山歩き

 

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