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2009年6月29日 (月)

天体望遠鏡とオペラグラス

業種・業態、規模の大小に関わらず、多くの創業者の考え方はPhoto_3 「拡大志向」「成長志向」「変化志向」である。

自由主義経済の環境下では、成長、拡大、変化することこそ、リスクを克服する唯一の手段であると考えるからだ。

そういう意味では、創業者の多くは大きな夢を描く「楽天家」であるといえる。

さらに多くの創業者は「自信家」が多い。未来のリスクに遭遇しても乗り越える自信がないと創業などできないからである。

それでは、拡大志向で、楽天家の創業者が成功する、しないの差は何か。
一言でいうと、「想定力」である。

イケイケドンドンの創業者は波に乗ると強い。
しかし、成長が鈍化する時も必ず来る。市場の変化、法制度の変化、競合の参入など、あらゆるリスクが成長を妨げる要因になる。

大事なのはそのような外部、内部リスクを想定し、成長に向けての戦略オプション(戦略の選択肢)を提示する能力(=想定力)を持てるかどうかである。

ホンダやソニーの創業者は想定力を持ったマネジメント志向の人がいたから成長できた。

京セラや松下、ヤマト運輸などは社長自身に「拡大力」と「想定力」双方を持っていたと認識している。

創業は簡単だが継続さらには成功となると、天と地ほどの差がある。

しかも、自ら創業して成功する人は、ホンの一握り。成功の定義にもよるが1割もないと思う。

だからこそ、未来を見通し、夢を描く楽天性と、リスクを想定し対策を打つ想定力双方の能力や組織的機能が求められる。

望遠鏡で例えるなら、天体望遠鏡とオペラグラスのようなものか。

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