グレードアップセミナー②「スキル編」開催
女性経営者の従業員向け研修企画 「グレードアップセミナー」第2回目が開催されました。(10月22日)
このセミナーは前回の山内喜代美氏に引き続き開催。
従業員のマインドとスキルを高めるとともに、感性を豊かにし創造力を身に着ける、というセミナーです。
第2回目となる今回は「スキル編」。 『できる!と言われる仕事の取り組み方』というお話です。
講師は新和会計グループ/松田社会保険労務士事務所 所長の松田将裕氏。 長年人事、労務に関し経営者の相談に乗り、従業員と経営者のよりよい関係づくりを模索している松田氏から、「出来る!」と思われるほど評価されるポイントについて学ばせて頂くことが出来ました。
まず基本的な事項として、「仕事ができる」と言われるようにするには、経営者目線でものごとを見ていくことが必須であり、自身をはじめ会社の人件費以上の成果を創出できるような仕事ぶりが求められるという認識を強く持つことが重要であると教えていただきました。
また、「能力は自分ではなく、他人によって評価されるもの」であり自身を客観的に捉える。その視点として技術面での能力、人間関係における能力、課題解決力に代表されるような経営者に近い能力の3つの視点を示して頂きました。
さらに、“ビジョンが見えない”という問題が仮にあったとしても、“ビジョンが見えないからダメだ”と思うだけなのか、“どうすればビジョンが見えるだろう”と考えるのかで、自分がとるべきアクションも、職場環境の改善スピードも大きく変わると仰って頂きました。 「仕事ができる人」ほど自然とこのような発想をすることができ、次々に問題解決を図り、さらに客観的評価が集まるという良いサイクルを生み出すことができる、とも。
いま一度、「仕事は会社がくれるもの」と受け身になっていないか」、「頑張っているつもり」で自分をごまかしていないか、曖昧、あるいは無理な目標を設定していないかなどなど、基本的なスキルや考え方ですが、私たちの大きな学びにもなりました。
参加された方々も、熱心にメモをとり受講頂きました。
今回のセミナーが従業員の皆さんの意識と仕事観の醸成につながったことと存じます。
松田先生、どうもありがとうございました。
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