非営利活動のコミュニケーション
非営利組織で地域を活性化する取り組みをしている、ある人と話をしていましたら、
組織の求心力を保ち、ビジョンと活動のベクトルをすりあわせるためには何が一番必要か、ということに気づかされました。
非営利なので、充分な報酬はありませんし、如何に高い理想を掲げても、仕事をしている人にとってみれば、収入を得るための活動でないだけに、ついついその目的について見失ってしまいがちになります。
特に、現実的な考えを持つ人にしてみれば、余計な仕事になりがちです。
私は今日の話で、やっぱりコミュニケーションが最も大切であるということに改めて気づかされました。
その人たちが、何のためにその非営利組織に所属しているのか、
その活動の中で、何を得たいと思っているのか、
あるいは、その活動を通して何を実現したいと思っているのか。
そして、その思いは現在の組織の活動で実現されつつあるのか。
もし違うとしたら、何が違うのか。
このようなことを常に話し合わないといけないと、感じました。
そうしなければ、最初は皆面白そうだから集まってきた組織も、そのうち一人減り、二人減り、ついには役員だけになってしまった、などという笑えない話になってしまいます。(アントレセンターか??!!^^;)
非営利こそ、明確なビジョン・理念をもとに、だれが顧客であるかという明確なコンセプトをもって、実際の活動とのすり合わせを常に行っていかなければならない。
ドラッカー流にいうと、マネジメントされなければならないと感じました。
(リクガメの散歩)
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