第46回 起業家の息吹 有限会社林商事 林 美里 氏
今日の起業家は、有限会社林商事 コーチング事業部 の林美里さんです。
(http://ameblo.jp/coaching884/)
林さんは女性起業家交流会 ふくむすび会(http://ameblo.jp/fukumusubi/)の会長も務められおられます。
彼女は商社時代に24歳でコーチングに出会い、
販売コンテストにおいて全国1位になる優績者でしたが、28歳の時には生涯学習開発財団の認定コーチ資格を取得。2011年に日本コーチ協会の福井支部を任されるようにまでなりました。
福井においてはこの分野で草分け的存在です。
何でも、最初にことを起こすということはそれだけで素晴らしいことですね。
コーチを学ぶ費用は高級時計を買うために蓄えていたものから捻出したということで、
それほど、当時の林さんにとっては、魅力的なメソッドに見えたのでしょう。
2012年10月には、福井で初めてコーチングサロンをオープンされました。
映画の配役を例えに、初めてコーチングについて見知る人にとっても、
分かり易く解説していただきました。
これからのマネジメントにとって、コーチングのスキルを磨くことは人材を育成するうえでとても有益なことであると感じました。同時に、経営者や管理者にとって、コーチをつけることが会社を発展させるための有益なアプローチの一つでもあることも分かりました。 すなわち、「答えは、全て自分の中にある」と信じて今を生きることが、「自分らしく生きる」ために必要なことであり、そうすることで、組織のリーダーとしてブレのない経営を行うことができるということのようです。また、課題や問題をリストアップし、客観的に把握し、「未完了を完了にする」ことで、課題を乗り越えていける力が湧いてくるということも、気づきました。
林さんから頂きました、起業のポイントは、「行動力」「人にお願いすることができる力」「人を巻き込む力」「自分の感情をマネジメントする力」「計画を立てる力」そして「体力」この6つが重要であると述べておられました。
コーチングの先生だけあって、自分と他者のバランス感覚が優れているなという印象です。
因みに、最近の愛読書は「日産脅威の会議」(漆原 次郎 著 東洋経済新報社)とのことで、会議のルールを示しながら、グループで創造するためのコミュニケーションのポイントについて書かれています。
座右の銘は「有言実行」。これは単に言ったことは実行しなさいというだけではなく、まずは言うことによって、実行が近づいてくるという意味合いがあるということで、コーチングの要諦を示した言葉であるなと感じた次第です。
また、時間の限られているなかで、即席で「公開コーチング」までしていただき、コーチングのポイントについて理解することができました。
参加者からも、次々とコーチングについて、コミュニケーションについて質問があがり、予定の時間をはるかにオーバーしてしまいましたが、林さんは丁寧に、そのお一人お一人に向き合っていただき、有難かったです。
コーチングについて分かり易く説明頂くための資料もおつくり頂き、とても有意義な時間でした。ありがとございました。
コーチングは世界を救うかも知れませんね。
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