努力
花札の11月札4枚のうち一枚に、
柳に飛びつくカエルを眺めている男の札があります。
男の名前は小野道風、平安時代の能書家で「書道の神」と呼ばれた人です。
この札は、道風が自分の才能のなさに自己嫌悪に陥り、
ある雨の日のこと、柳に蛙が飛びつこうと何度も挑戦している姿を見て、
「蛙はバカだ。いくら飛んでも柳に飛びつけるわけないのに」とバカにしていた時、
偶然にも強い風が吹いて柳がしなり、見事飛び移る姿を見ることができた。
書道をやめようかと真剣に悩んでいる程のスランプに陥っていた道風は...
「バカは自分だ。蛙は一生懸命努力をして偶然を自分のものとしたのに、
自分はそれほどの努力をしていない」と目が覚めるような思いをして、
血を滲むほどの努力をするきっかけとなったという逸話が元になっています。
そこで下記記事、山中教授は失敗・挫折を勧めているわけではなく、
試行錯誤・チャレンジを勧めているのです。
平安時代の小野道風と現代の山中教授、時代を超えて地道な努力は大事ですね。
平安時代の小野道風と現代の山中教授、時代を超えて地道な努力は大事ですね。
~起業の種育てます。~
特定非営利活動法人 アントレセンター
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