熱く、冷静に、速く
現在も含め過去の受け止め方は、プラスで捉えるか、マイナスで捉えるかの2通りであり、事実は変えられないのであれば、何事もプラスで捉える方が何かとよいと言われます。
これは、仏教的な言葉でいう諦観、すなわち物事を明らかに見て、悟り、超然とした態度をとるという、諦める、という考え方に通じるものであると思われます。
ビジネスプランや経営戦略など、未来について考えるときでも同様に、楽観的に予測するか、悲観的に予測するかの2通りが考えられます。
しかし、これについては、どちらがいいとは言い切れません。それは、どちらも必要であるからです。
悲観的な人でも「可能性はゼロではない、100%不可能ということはないから、やってみなければ結論はでない。」という考えを持つことが大事ですし、一方で楽観的な人は、「勢いだけでは勝てない。
まずは負ける戦は避けることが肝要であり、まずは、勝てる状況を自ら作る」という孫子の教えを心に刻みつつ、ことにあたる姿勢が大事だろうと思います。
「心は熱く、頭は冷静に、行動は速く」・・・このバランスですね。
(ブルーグーラミーと、ゴールデングーラミー)
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