産学官連携
企業や産業界と大学などの研究機関、そして行政の連携によって、新しい価値を世の中に提供していこうとするスキームが産学官連携。
今日の成熟化社会、経営環境において新たな価値を生み出しつづける事業活動が求められている中、中小企業、ベンチャーは今一度産学官連携の枠組みを活用するべきであると考える。
大学等をはじめとする研究・学術機関は原子力等の関連機関を含め多岐多様なの技術シーズを持っている。あるいは、技術的解決能力を持ち合わせている。
技術などの工学系、医療系だけでなく、文科系、農学系シーズも探してみるとなかなか面白いものがある。
「学」の側は、企業的視点での技術シーズのビジネス化を求めているし、「官」の側もそれを推進しようと様々な施策を打ち出しているが、「産」の方が、特に小企業においてはそれを活用する気運に欠けているように感じるのは私だけではないだろう。
多くの大学等には産学官連携本部なる、地域企業の受け皿組織がある。
所有から活用へ、アライアンス(連携)、コラボレーション(協働)の時代であるため、是非、大学等へ足を踏み入れてみたいものだ。
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