プランを作る前の3つのコツ
ビジネスプランを作る際、そのポイントやコツをしっかりとつかまなければ、如何によいビジネスの着眼であっても、プランが実行に移されることはおろか、そのビジネスが多くの人の目に留まることもない。
(1)イメージづくり
まず最も大事なのは、そのプランが成功するイメージづくり、である。
自分自身がそのビジネスプランを実行に移している時や成功した時の自分と周囲の状況がイメージできており、なおかつ、そのプランが成功するイメージがプランに触れる第三者と共有化できるか、ということである。
ビジネスプランは未来創造計画であるため、そのプランが上手くいっている状態がイメージできなければ、人は動かない、動けない。ましてや感動しない。
(2)目的を明確に
次に押さえておきたいことは、そのプランをつくる意図・目的を明確にすることである。誰に、どのような気づき、認識の変化をもたらし、結果その人にどのように判断、行動して欲しいのかを明確にすることである。
個人投資家や投資会社から出資を仰ぎたいのか、銀行から融資を求めたいのか、優秀で信頼のおけるビジネスパートナーを求めるのか、によって、プランの構成、強調点は変わってくる。
(3)コミットメント
最後に押さえておきたいことは、自分自身の想いである。本当にそのビジネスをやりたいのか、そのビジネスを実現させることの、自分自身の人生における意義は何かということへのコミットメント(本気を確認すること)である。
これらのことは、ビジネスプランの基本というより、ビジネスの主体者の基本でもある。
これらの点をしっかりと押さえておきたいものである。
そのイメージや想いにたどり着くプロセスがプランであるからだ。
到達点は、剣岳の山頂なのか、足羽山の山頂なのかで、方法や準備、登り方は変わる。
また、到達した時に見える風景や風、匂い、肌感覚は全く違ったものになる。
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