運とビジネス
あなたは、運が良いほうでしょうか?
起業家にとって、ビジネスを成功に導くためには「運」というものにもっと注意を払わなければならないと思います。
自分の周りに起きる出来事はすべて必然必要であり、‘原因と結果‘によって成り立っていると言われています。
「禍福は糾(あざな)える縄の如し」
「人生万事塞翁(さいおう)が馬」
よき事でも、よくない事でも転変して繰り返される事象に出会ったとき、それをどのように捉えるかによって万事人の運は変わってくるものなのでしょう。
そのためにも、日ごろから起業家は自分の心のポジションを意識して「感謝すること」と「積極、前向きであること」に位置しておくよう心がけ、それらの逆である「怒ること」と「イライラすること」を無くすことが大切です。
「怒ること」「イライラすること」は難しいと言われますが、私は案外簡単であると考えています。
「感謝」「積極」の気持ちで満たせば、その逆の気持ちは薄れてくるからです。
そのための口ぐせは「ありがたい」「うれしい」ではないかと。
その他の言葉として、「よかった」「(運が)ついてる」などもよいと思います。
日本人は、言葉には力がるとする「言霊思想」というものが根底にあります。良い言葉と忌み言葉があるため、日ごろから良い言葉を発する、良い言葉を思うということの重要性については比較的理解されやすいのではないでしょうか。
事業を起こす上で、十分な論理性を持った計画や検証は必要ですが根っこの部分、つまり起業家としての資質の部分としてこの「運」をみかたにつけるという日々の姿勢は忘れてはならないことなのでしょう。
私は、起業家の方々とお会いするときに、「この人は運がいいかどうか」を感じるようにしています。
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