~これから求められる人材について~
アントレセンター2月度の例会は、社会保険労務士 松田 将裕 氏 (当法人の正会員No.23)による講義が行われた。
テーマは、~これから求められる人材について~
先ず、冒頭で松田氏は今後、色んな意味で「はっきり」した時代が到来すると語り、今後、必要になってくる人材について述べて下さった。
1.戦後必要だった人材について
一直線に、そして愚直に努力する人材が求められた。高学歴であるとか、IQ(事務処理能力の速さと質)の高い人材が重宝されたという。
2.今後必要とされる人材について
資本主義が続くとことを前提に、日本は成熟社会に突入しており少子高齢化が進展、様々な背景などから想定すると「生き残るため」に自分で考え、自分で答えを出せるそんな人材が必要になってくるとのこと。特に「問題解決能力」が高い人材が必要になってくる。この問題解決能力は、学歴とは相関関係はないという。
3.今後求められる優秀な人材とは
問題解決能力とは・・・【答えの無いものに対して、最善の方向性を導き出せる能力】と話され、それにあたって、必要な能力を大きく分けて3つ話してくださった。
4.企業に必要な人材を確保するために
ここでは、面接の重要性についてお話をして下さったが、先ずは経営理念から、会社が必要とする人材を整理する必要がある。その上で、面接することが重要。また、人は教育により、変る部分は少ないことを前提に面接を行う必要があるとのこと。
私が、今回の講義で特に印象に残ったのは、3.今後求められる優秀な人材とはの中で、大きく分けて必要な3つの能力のうち、ヒューマンスキル(マナー、人間関係関係構築能力、折衝力)の源泉、人に対しての愛情や、興味、思いやりを行動に移す気働き、感謝の気持ちや、謙虚さ、これら根底にある心のスキルをアップしていく必要を更に感じました。
また、創造力や開発力、問題解決能力といったコンセプチュアルなスキルは、幼少時代から様々な感情を発揮させるが重要だということ。いい子であるようにと過激に我慢させたり、過保護ではダメということで、子育てをする親の責任なども痛感しました。
今年のアントレセンターの例会は、今までの例会とは違いこのような講義があったり、各メンバー10分間スピーチがあったり、理事長発言や、副理事長発言、気づき発言なども盛り込まれるなど、工夫が凝らされ参加するだで自己成長ができる、そんな有難い例会でした。
松田先生、どうもありがとうございました。
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