最終選考会の一日(その2 発表!)
18:15 いよいよプレゼンスタート!
まずは、学生部門から4名がプレゼンテーションしました。
1番目:「仮想空間を用いた Open Cumpus」
発表者:屋敷仁人君、中村真之君、宮嶋健太君(福井工業大学)
ロボカップ日本代表、世界ベスト8を獲得したグループがその3Dと人工知能技術を用いて、ビジネス提案。
大学を目指す人々に、リアルなオープンキャンパスよりも多くの情報をバーチャルで実現するビジネス。これなら、遠方の高校生や中学生でも早くからその大学に親しめる。
大学側もより多くの情報発信ができ、助かる。
2番目:「編み椅子」~繊維でつくる椅子の新しいカタチ~
発表者:住田 薫さん、石原周太郎君、吉村 優君(福井大学)
繊維産業が多い福井ならではのビジネス。
紐を編んで、素敵な椅子に仕上げました。象が載っても壊れない?(お相撲さんクラスでは実証済み)
3番目:「テクノサーバント構想」
発表者:西田亮介君(立命館大学)
京都大学VBL主催:「グローバルリーダー育成カップ2009」で見事優勝を果たした実力派。
新しいビジネスプランを引っさげて登場。これなら、一人暮らしをサポートできる?
4番目:「スイーツデリバリー」
発表者:青柳咲紀さん(福井デザイン専門学校)
自身の入院体験から、ケーキやお菓子を特性のパッケージに入れて病院まで届ける、スイーツのデリバリービジネス。
病気で困っているひとの心の支えになる、やさしい心のこもったプラン。
19:10 休憩をはさみ、一般部門の発表です。
この時点で会場は満杯になり、予備の椅子を出すことに。
約200名が会場で発表者を迎えます。
5番目:「THE U(ザ・ゆう)」
木村 寛さん(福井市)
未発掘のデザイナーさんを発掘し、投票し、独自の服飾ブランドを立ち上げてもらおうというプラン。これも繊維王国福井ならではの発想。
福井から新たなデザインの歴史が始まるかもしれません。
6番目:「福井県産大麦100%を使用した大麦パンの製造方法開発と製造・販売」
発表者:重久典嗣さん(福井市)
パンに向いていないとされる大麦を、大学の先生と共同研究し、パン用大麦の製造開発を手がけ、シェアナンバーワンの福井の六条大麦の普及発展につなげていくプラン。
大麦パンはカラダにとても良いらしい。こういうのが実現できたら、皆ハッピーですね。
7番目:「20年の指導実績『和田式』学習指導法~学びの習慣化システム~」
発表者:和田淳典さん(福井市)
教師の経験を生かして、子供たちに、勉強が習慣化できるシステムを開発し提供するビジネス。継続率90%の確率で生徒が継続して自宅学習できる機会が与えられるという画期的なものです。楽しみ。
8番目:「watariglass studio (ワタリグラス スタジオ)」
発表者:長谷川渡さん、竹内陽子さん
発表直前に静岡から引っ越してきた長谷川さん、竹内さんによるプレゼンテーション。
新しい工房設立も間近!素敵なアートが毎日楽しめるそんな器づくりを福井から発信したい。とても素敵なプランでした。
9番目:「美容室から広める石鹸ライフ “soaper clove”」
発表者:脇坂亜希子さん(鯖江市)
石鹸シャンプーはこれまで美容室では敬遠されがちでしたが、お母さんの何十年と言う努力の結果、石鹸シャンプーのメリットを最大限に生かせる技術とシステムを提供し、人々をもっと美しくしたいという、想いのこもったプランでした。
10番目:「菜土(さいど)ビジネス ~生産者と地域コミュニティを繋ぐ食の安全安心ネットワーク~」
発表者:NPO法人ソーシャルネットさかい 事務局長 小林雄一さん(坂井市)
豊かな生産地を抱える坂井市のSNS運営を通じて、生産者と地域の人々のつながりを深め、坂井市の農業と地域全体を発展させたいというビジネスプラン。
発表者の小林さんの堂々としたプラン、熱かったです。
11番目:「お寿司専用調味料の全国販売」
発表者:野坂昌之さん(福井市)
お寿司=醤油 という概念を打ち破り、ネタ本来の美味しさが引き出せるような調味料を開発し展開しようとするビジネス。福井の特産物から出る二次製品を何とかビジネスにつなげようとしている。ご本人は、洋食屋さんの三代目。
以上11名の、洗練されたそして想いのこもったプレゼンテーションでした。
これらの方々は、事前に何回も訓練をかさね、パワーポイント初心者、プレゼンテーション初体験の困難を乗り越えて本日、晴れの舞台を踏まれました。
会場脇で見ていた私たちもとっても感動しました。
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