第17回 jig.jp 福野泰介 氏
本日の「起業家の息吹例会」は、jig.jp 代表 福野泰介氏にお越しいただきました。
若干24歳でこの会社を起業され、ケータイブラウザの最先端企業として、顧客視点での開発にまい進されている彼の言葉に参加者一同「はぁー、へぇー、ほー」の感嘆詞の連続でした。
例によって、幼少期の頃から現在に至るまでの経緯を石川副理事長の軽快なインタビューによって、開示していただきました。
最初はパソコンではなく、ゲームに夢中だったこと、それを自分なりに喜びを早熟なかれは発見してきたこと。そして、学生時代からは「限られたハードウエア環境の中で、高効率のユーザビリティを発揮する」ことにワクワクとした挑戦心と、少年のような喜びを感じて来た彼は、そのまま、自分の好きなこと、中心にビジネスを成功に導いている。このような印象を受けました。
私が福野社長のお話の中で感じた成長のポイントは次の4つです。
1.「好きなことを貫く」
どんなに高収益であろうと、好きでなければやらない。面白くないと感じたことはすぐにやめてしまう。
2.「ユーザー視点」
どのような商品・サービスであってもユーザー視点を100%基準で取り入れる。自社に都合が良くてもユーザーにとって不便・不利益であってはならない。
3.「トップの品質」
競合の激しい世界であっても、品質に自信があれば、動じることはない。その品質の高さを保つとは、ユーザーの利益(利便性)をどこよりも最大にすることと同じ。
4.「時流に乗るスピード」
現在開発し、提供しているサービスが通信インフラ、料金体系の変化等で加速度的に進展している。
福野社長の謙虚でしっかりとした、ビジネスに対する取り組みを聞くにつれ、改めて、アントレプレナーシップを持った人だという認識を深めるとともに、これからの日本における逸材だと感じました。
マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ、アップル創業者のスティーブ・ジョブス、そしてグーグル創業者のラリー・ページ、セルゲイ・ブリンのイメージとダブらせてしまったのは、私だけではないと思います。私を含め参加者一同、大きな気づきを得たと思います。
改めて、福野社長、有難うございました。
写真:福野社長(右から2番目)と
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