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2014年7月

2014年7月 6日 (日)

第1回女性企業家交流会 Busiip(びじっぷ)ミーティング

6月30日19時より

女性起業家交流会が開催されました。

まずは、福井県立大学教授の南保勝先生から、テーマトークとして「福井における女性企業家像~現状と課題、その方向性」と題してご講演をいただき、福井の女性経営者が全国的に見ても如何に頑張っているか、福井の県民性を見据えて今後福井の企業家がどのような方向性で仕事を進めていくべきかなどについて、貴重なお話を伺うことができました。

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その後、

たねと、はっぱ。ときめぐる、カフェオーナー後藤 ひろみ 氏

社会保険労務士事務所プラスワン代表河合 安子 氏

株式会社メディディア医療デザイン研究所 代表取締役 山本 典子 氏

お三方によるトークセッションが繰り広げられました。

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それぞれの企業経営の体験談、創業時のお話、人材育成などについての課題などについて、特に業績を上げるためのポイント、顧客開拓の工夫や、従業員の育成、処遇についてそれぞれの視点からお話いただきました。

いずれの方のお話も実体験に基づいた生の話を伺うことができ、参加者の皆様も大変参考になったようです。

最後に参加者皆さん一人ひとり発表をしていただき、和やかな雰囲気で第1回目を終了することができました。

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ご協力いただいた南保先生、後藤オーナー、河合先生、山本社長にはお忙しい中ご出席いただき、ありがとうございました。

起業家の息吹プラス(中出朝夫氏)

フェニックス特許事務所を昨年(平成24年)4月に立ち上げられた弁理士の中出朝夫氏。

お忙しい中、起業家の息吹に駆け付けて頂きました。

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中出氏は福井県福井市生まれ。

実家が祖父の時代から事業をやっておられ、仕事をする親の背中を見て育ったということです。

青年期に都市化計画に興味をもち、東京の大学で工学部を専攻。土木工学の道に進み、卒業後、大手ゼネコンに就職するも、生きがいを求めてベンチャー企業に再就職。

福井に戻った後は、ご縁あって福井市内の特許事務所に就職。

実務をこなしながら、平成18年に難関の弁理士資格を取得。

事務所退職後は昨年(H24年)4月にフェニックス特許事務所を開設されました。

自分のやりたいことがあれば、自らがリーダーとなって仲間を募り、まとめていく。

ソフトボールやバスケットボールなどスポーツがやりたいと思ったら、周囲に声をかけチームをつくり運営。

さらには、弁理士資格取得のために、勉強仲間を募り、勉強会などを運営したり、かなりアグレッシブで行動的。

昨年開業したばかりで、これから大きな飛躍発展を期待できますが、中出氏「資格をもっているからそれにあぐらをかくのではなく、サービス業であることを忘れず、顧客にとって一番ベストなものを提供し続けていきたい」と仰っておられました。

また、愛読書としておすすめいただいたのが、「『図解 実戦マーケティング戦略』日本能率協会マネジメントセンター刊 佐藤 義典 著」です。

士業として忘れてはならない顧客開拓のポイントについて気づかされるということです。

また、ときおり、イチロー選手やアインシュタイン博士など道を究めた人の語録や名言集にも目を通すことで、インスピレーションがわくということでした。

「本業の仕事を引き受ける前に、人間関係を大切にしたり、周辺の仕事得ることを大切にする」と仰っておられました。

自ら現場に足を運んだり、相談者に親身になって対応したりなどの工夫をされておられ、若手弁理士のバイタリティを感じた時間でした。

中出氏の今後に大いに期待したいです。

以下は、起業家として大切なポイントをいくつかのキーワードで表現していただきました。「起業家チャート」です。

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士業としては専門知識を磨き続けることが重要。

自信のあるアドバイスができることが重要。

何事にも果敢に挑戦することで、新たな可能性につながる。

遊び心、好奇心を持って常に脳力を活性化する。

顧客の声に耳を傾けたり、人とのつながりを大切にする。

心と体の健康はもっとも管理されねばならない点である。

という思いを込めていただきました。

どうも有り難うございました。

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